「メンタル大丈夫」と気丈プレーも…宮里藍73位と出遅れ

公開日: 更新日:

 インもパー3の12番でボギー。ティーショットが右ポットバンカーにつかまり、次打は2・5メートルにつけたがパーパットをカップ右へ外す。

 直後の13番で1メートルのバーディーパットを決めて再びイーブンパー73位タイだった。

 前週は今大会の調整をかねてスコットランド女子オープンに出場。強風が吹き荒れた3日目までは初日73(37位)、2日目73(24位)、3日目74(20位)としぶとくガマンして順位を上げた。そして風がやわらいだ最終日に69を出し「非常にいいゴルフができた」と手ごたえをつかみ今季ベストの13位だった。

 天候が荒れたらじっと耐えてパーセーブに徹し、穏やかになったら攻める。これがリンクスのマネジメントだ。

 だが、この日の宮里はフィニッシュで再三クラブから手を離すなどスイングが安定しなかった。

 また、「淡々とプレーできた。精神面は大丈夫」と、プロアマ戦で倒れた父親の影響はないと平静を装ったが、スタート前は睡眠不足のせいかまぶたが腫れているようだった。いずれにしろトップと8打差。「明日は我慢強くやりたい」と語ったものの、好天でスコアを伸ばせないようでは勝負にならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝