統一球は夏に飛ぶ? 貧打巨人“謎の覚醒”で本塁打量産

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 巨人が変だ。5日に6試合連続3本塁打以上のプロ野球記録をマークするなど、あれだけ苦しんでいた貧打線に、突如として当たりが出始めたのだ。

 8日の阪神戦は伏兵の石川が逆方向の右翼席に本塁打するなど6―1で快勝。7月29日時点でリーグ最少だった本塁打数は、現在は79本となって同3位。昨年7、8月に首位広島を猛追するなど、暑くなるとコンディションを上げる選手が多く、チームとして夏に強いのは一つの要因だろう。ただ、これまで1試合で3本以上の本塁打は2度しかなかった巨人が突然、本塁打を量産し始めたのだから、他球団も驚くばかり。前カードで対戦した中日のある野手は、微妙な変化を指摘していた。

「うちの本塁打はゲレーロとビシエドの両助っ人が大半だから、違いが分かりにくいけど、最近になってやけにボールが飛びだした気がする。巨人の陽岱鋼が詰まりながら逆方向へ打った本塁打があったでしょ。いくら狭い東京ドームとはいえ、あれが入っちゃうのは飛ぶボール時代と一緒。橋本の今季1号もありましたね」

 他球団を見渡すと、ヤクルトのバレンティンが後半戦に入って19試合で12発と量産態勢に入っている。

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