広島2年目岡田が11勝目 ドラ1“ドタキャン”巨人歯ぎしり

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 13日の巨人戦に先発した広島岡田明丈(23)が、6回を4安打1失点で薮田に並ぶチームトップタイの11勝目(4敗)。リーグトップの菅野の12勝に迫り、「最多勝を意識?まずはチームが勝つことが最優先。結果として取れればいい」と、はにかんだ。

 大商大からドラフト1位で入団して2年目。同じ年、巨人は立命大の桜井俊貴(23)を1位指名した。広島と巨人は、この同じ関西地区の大学生2投手をともに1位候補とし、直前まで迷い、議論を重ねたという。巨人のさるチーム関係者がこう言うのだ。

「10月のドラフト直前の両投手の登板を当時の山下スカウト部長らスカウト総出で最終チェック。岡田は内容が悪く、桜井は延長14回206球を投げて完投勝利を挙げた。あるスカウトが『一世一代の投球』とうなった熱投で、桜井が逆転でドラ1に決まったのです」

 巨人の山下前スカウト部長は春の大学選手権時には「関西でこの子が一番」と岡田を評価していたが、最後の1試合で乗り換えた。一方の広島は1試合に左右されず、岡田の「球の強さ」を買って1位で単独指名に成功した。

 桜井は今季、中継ぎとして18試合に登板。0勝1敗と、いまだプロ初勝利を挙げられず、この日登録を抹消された。

 スカウトの眼力を信じた広島、部長が視察した1試合で1位指名がひっくり返った巨人。この2投手の明暗も、15.5ゲームという差につながっている。

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