虎初登板で初黒星 メンドーサきちんと仕事も勝てないワケ

公開日: 更新日:

 当然の敗戦だった。

 阪神中日に競り負け、連勝は5でストップ。首位広島とのゲーム差は再び6.5となったが、4失点の先発投手は責められない。

 日本ハムから移籍後、初登板のメンドーサ(33)は、バックに足を引っ張られながらも六回まで2失点と好投。七回に安打と四球で無死一、二塁から8番武山に中堅フェンス直撃の適時二塁打を浴び、7回7安打4失点。タテジマ初黒星を喫した助っ人は、「点は取られたけど、最低限自分の役割は果たせたと思う」と言った。

 阪神はエースのメッセンジャー(36)が先月10日の巨人戦で右足腓骨を骨折。今季中の復帰は厳しいことから、代役にメンドーサを緊急補強した。この右腕は日ハム在籍中(14~17年8月、95試合、90先発、5救援)の防御率が3.80だった。

 メッセは直近3年間の防御率は3・06。今季は故障前まで21試合で2.46だった。1試合当たり約3失点のメッセに対し、メンドーサは約4点取られる投手なのだ。それにしても、たったの2得点ではメッセが投げても勝てないぞ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?