シーズン報告直後 巨人は「村田クビ」で清宮にアピールか

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 チーム内外に激震が走った。巨人は13日、村田修一(36)を自由契約にすると発表した。

 2011年オフにFAで横浜(現DeNA)から巨人へ移籍。今季は118試合に出場し、打率.262、14本塁打、58打点だった。前半戦は主に代打出場で規定打席には到達しなかったが、1年目から15年連続となる2ケタ本塁打をマーク。後半戦は5番を務めた。

「チームの若返りを図るために苦渋の決断。貢献してもらって感謝している。FAでは補償が発生する。自由契約の方が選択肢が広がると思った。これだけ貢献してくれた選手に、せめてもの誠意です」

 とは、バッサリとクビを切った鹿取GMである。

■オーナーが清宮1位指名を示唆

 くしくもこの日は、高橋由伸監督(42)が読売新聞東京本社を訪れ、老川オーナー、読売新聞の渡辺主筆らに4位に終わったシーズンの報告を行っていた。今季は球団ワーストの13連敗を喫するなど、11年ぶりとなるBクラス4位に終わった。指揮官は「若い力を1人でも2人でも育てて欲しいと言われた。若い選手を育てるのが一番大きな課題。特に野手を育てないといけない」と強調すれば、老川オーナーは「ドラフト? (1位は)すでに皆さんが見ている形で臨むことになる。(1位が競合すれば)クジ引きで決まるわけだし、これ以上は議論のしようがないけど、幸運を祈るだけですね」と早実の清宮幸太郎(3年)の1位指名を示唆した。その直後、村田の自由契約が発表されたのである。

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