美人プロのジレンマか 不振の松森彩夏を追い込む取材過多

公開日: 更新日:

【富士通レディース】

 今季女子ツアーも今大会を含めてあと7試合になった。日米女子ツアー共催のTOTOジャパンクラシックと最終戦のリコーカップは出場選手が限られるため、来季のシード争いも実質残り5試合で決着がつくことになる。

 シードは賞金ランク50位までだが、昨年大会覇者の松森彩夏(23)が苦戦している。初日は4オーバー64位と出遅れ。しかも今季は27試合に出場してトップ10入りは2回だけ。予選落ち9回と不振が続き、賞金ランクは62位だ。当初、米ツアープロテスト挑戦を表明していたが、これを取りやめて3年連続のシード確保にスケジュールを変更した。

「美人プロだから練習ラウンドは取材が殺到して、じっくり練習に集中できないのかもしれない」とツアー関係者がこう言う。

「170センチとスタイル抜群のビジュアル系プロですから、ゴルフ誌のカラーレッスンに引っ張りだこです。4ページのグラビア取材なら1社が3ホールにつきっきり。それが火曜、水曜と数社の取材が続けばコース下見もじっくりできない。出演料は1ページ5000円が相場ですから、お金が欲しいというよりも露出を増やして契約スポンサーに貢献したかったんでしょう。しかもマネジメントは家族がやっているから、取材調整がうまくできていないのかもしれない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ