ヤ軍ジャッジ 不振の裏に審判「ルーキーいじめ」の洗礼も

公開日: 更新日:

 ヤンキースの若き主砲が不振に喘いでいる。

 今季、新人ながら52本塁打を放ちホームランキングになったアーロン・ジャッジ(25)。ポストシーズンでも豪快な一発を期待されたが、ここまで8試合で31打数4安打の打率1割2分9厘、1本塁打、4打点とサッパリ(14日終了時)。3日(日本時間4日)のツインズとのワイルドカードゲームで本塁打を放って以来、7戦連続で一発が出ていないのだ。

 短期決戦では、相手バッテリーから警戒され、厳しい攻めにあって結果を残せない強打者は少なくない。ましてやジャッジは大舞台での経験に乏しいだけに、相手投手に翻弄されるのは仕方のないことだ。が、その一方で、審判を敵に回している可能性もあるという。

 メジャーでは審判がルーキーに洗礼を浴びせるのは珍しいことではない。ルーキーの投手、野手の場合、球審によるストライクゾーンの判定が厳しくなるからだ。

 米国の野球記録調査会社「エライアス・スポーツ・ビューロー」によれば、身長201センチのジャッジは大リーグ史上、ストライクゾーンの幅が最も広い打者だという。

 審判によるルーキーいじめはともかく、規格外の大型野手はアンパイアの判定を狂わせているのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」