ダル&田中 プレーオフの好投は来季契約にどう影響する?

公開日: 更新日:

 海の向こうで日本人投手が好投している。

 ドジャースダルビッシュ有(31)が9日(日本時間10日)、ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第3戦に先発、5回3分の0を2安打1失点に抑えてポストシーズン初勝利。チームをリーグ優勝決定戦に導いた。

 ヤンキース田中将大(28)は8日(日本時間9日)のインディアンス戦で7回を無失点に抑えてこちらもポストシーズン初白星。負ければ後がない崖っぷちで、元エースの面目を保った。

 ダルは今オフ、FAになる。田中もオフに、ヤンキースとの2020年までの3年契約を破棄してFAになる権利がある。今回のポストシーズンでの投球内容は、来季以降の契約にどれだけ影響するのか。

「この時期に活躍する選手、特に野手は『ミスター・オクトーバー』(10月男)と呼ばれますが、投手も例外ではない。ポストシーズンでの働きが認められて評価を上げるケースは少なくありません。田中はともかく、今オフ、FAになるダルはさらに価値を高めるチャンスです。仮にチームがリーグ優勝決定戦、ワールドシリーズに勝ち進み、5試合に登板して防御率1点台なら市場価値は確実に高騰します」(スポーツライター・友成那智氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし