減俸続々の巨人で菅野は別世界 賞金だけで1000万円超え

公開日: 更新日:

 セ・リーグの「2017年度プロ野球最優秀バッテリー賞」を受賞した巨人菅野智之(28)と小林誠司(28)が14日、都内のホテルで行われた表彰式に出席した。

 今季の菅野は17勝5敗、防御率1.59で、最多勝、最優秀防御率、沢村賞などを受賞。3月のWBCでもコンビを組んだ菅野が「誠司とバッテリー賞を取るのがひとつの目標だったのでうれしい」と言えば、小林も「智之は自分にとってもチームにとっても心強い存在」と白い歯を見せた。

 賞金は100万円。副賞で乾電池320本などが贈られることになり、「想像がつかない。発電所でもつくります」と菅野は笑った。

 チームが4位に沈む中、菅野だけは連日の表彰式ラッシュ。来季の年俸は2億2000万円アップの4億5000万円になることは決定済みで「家のローンを払いたいですね」と笑っていたが、この男、稼いだ賞金額だけでも凄い。

■昨年は賞金が約600万円

 沢村賞、東京ドームMVP賞がそれぞれ300万円。最多勝、最優秀防御率が100万円ずつ。ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞、報知プロスポーツ大賞がいずれも50万円である。このオフに稼ぎ出した賞金だけで950万円。これに5月度、7月度、9、10月度の計3度獲得した月間MVPの30万円×3の90万円を足すと、今年稼いだ賞金は1040万円に上るのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」