サク越え20発も 巨人ゲレーロの大問題を古巣ナイン明かす

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 巨人の新外国人、アレックス・ゲレーロ(31)が8日、昨季本塁打王のパワーを見せた。

 宮崎春季キャンプ第2クール3日目。初めて屋外でランチ特打に臨み、62スイングで20本のサク越えを放った。

 左翼席へポンポンと打球が吸い込まれるたびに観客はどよめき、弾丸ライナーがバックスクリーンに跳ねると球団関係者も口をあんぐり。ご機嫌の本人は、

「今日は外で打撃をするには、いい気候だった。20発? それだけだった? もうちょっといける。打球が広角に飛ぶ? 球場を広く使うのが野球だからね。ボクは子供の頃から飛ばすタイプ。キンデランに憧れてマネしていたんだ」

 と、母国キューバの元主砲の名前を挙げて、口も滑らかだった。

 敵も味方もビックリである。高橋由伸監督が「結構飛んでたね」と目を細めれば、吉村打撃総合コーチも「バットを面で使えるから、バットとボールの持ちがいい」と手放しだった。キャンプ初日から視察しているゲレーロの古巣、中日の前田スコアラーは「順調ですね。1打点でも少なく抑えられるようにしないといけません」と警戒を強めた。

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