打者12人に8Kも…大谷2度目の実戦登板で見えた課題と進歩

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 初登板から中5日、2度目の実戦マウンドは進化の跡もみえた。

 日本時間3日、エンゼルスの大谷翔平(23)がブルワーズとのマイナー戦(メリーベール)に先発。ストレートの最速は156キロで、カウント球としてスライダー、カーブを有効に使った。打者12人に対し計52球、3回を投げて4安打2失点。得点は許したが、5者連続を含む8奪三振。奪ったアウトはすべて三振だった。

 試合は現地の午前10時開始、12時15分に終了する特別ルールで行われた。3連打で2点を失った二回は、2アウトで打ち切りとなった。

 大谷の課題は、主にメジャーの滑りやすいボールと傾斜が急なマウンドへの対応だ。二回途中2安打2失点に終わった前回登板後に投球映像をチェックし、「(感覚の)ズレみたいなものは多少ある」と話していた。ソーシア監督が「制球を大切にしてほしい」と話していたストレートについては、「前回よりゾーンにまとまっていた」としたが、「真っすぐ、変化球の手元での力はまだ足りないと思う。たまたまストライクを取ってもらったり、空振りが取れたが、相手が変わるとどうなるかわからない。次回につなげたい」と話した。

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