開幕メジャー入り決定も イチロー脅かす強力ライバル出現

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 メジャー最年長野手が開幕ロースター入りを果たした。

 マリナーズは27日(日本時間28日)、開幕ベンチ入りメンバー25人を発表。頭部死球により別メニュー調整を続けていたイチロー(44)も外野手として名を連ねた。

 順当なら29日(同30日)のインディアンスとの開幕戦にスタメン出場する見込み。メジャー18年目の今季はヤンキース時代の13年以来5年ぶりに開幕スタメンで迎えるが、ここにきてライバルが加入した。

 マリナーズはこの日、ナショナルズからFAとなっていたジェイソン・ワース外野手(38)とマイナー契約したと発表。ワースは、ここ数年こそ故障もあって成績は振るわなかったが、フィリーズ時代の09年には36本塁打、99打点でナ・リーグ優勝に貢献。ポストシーズンでも勝負強さを発揮するなど、強打が売りだ。

 ワースは当面、傘下の3Aタコマで調整を続けるが、状態次第ではメジャー昇格は時間の問題だという。

 ベテラン強打者の加入でイチローの立場は微妙になってきた。そのイチローはロッキーズ戦に「1番・左翼」で出場し、3打数無安打に終わった。

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