ソフトB退団 川崎宗則“道化”の裏の意外なネガティブ思考

公開日: 更新日:

 およそイメージとかけ離れた理由だった。

 26日、ソフトバンク川崎宗則(36)が退団。球団を通じてコメントが発表された。

「昨年の夏場以降からリハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、体を動かすのを拒絶するようになってしまいました」

 川崎といえば、底抜けの明るさとポジティブな印象が強い。古巣へ電撃復帰した昨季も、スタンドから「サインください!」と叫ぶ少年にブロック“サイン”を出して笑わせ、円陣の中心では積極的に声も出すムードメーカー。その一方で、こう話すチームメートもいる。

「基本的にあまり群れないタイプ。声を出してチーム全体を盛り上げていたけど、ベンチ裏ではひとりでいることも多いように見えた。(川崎が)米球界へ移籍した2012年以降に一軍へ定着した選手(野手でいえば今宮、柳田、中村晃ら)の中には、イメージと違うと感じた者もいたようです」

 通訳をつけずにマイナーとメジャーを行き来し、5年間で3球団を渡り歩いた川崎の「道化」は、意外にも素顔ではなかったのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?