ソフトB退団 川崎宗則“道化”の裏の意外なネガティブ思考

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 およそイメージとかけ離れた理由だった。

 26日、ソフトバンク川崎宗則(36)が退団。球団を通じてコメントが発表された。

「昨年の夏場以降からリハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、体を動かすのを拒絶するようになってしまいました」

 川崎といえば、底抜けの明るさとポジティブな印象が強い。古巣へ電撃復帰した昨季も、スタンドから「サインください!」と叫ぶ少年にブロック“サイン”を出して笑わせ、円陣の中心では積極的に声も出すムードメーカー。その一方で、こう話すチームメートもいる。

「基本的にあまり群れないタイプ。声を出してチーム全体を盛り上げていたけど、ベンチ裏ではひとりでいることも多いように見えた。(川崎が)米球界へ移籍した2012年以降に一軍へ定着した選手(野手でいえば今宮、柳田、中村晃ら)の中には、イメージと違うと感じた者もいたようです」

 通訳をつけずにマイナーとメジャーを行き来し、5年間で3球団を渡り歩いた川崎の「道化」は、意外にも素顔ではなかったのかもしれない。

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