4タコも貢献度大 ヤクルト青木「いるだけでいい」の価値

公開日: 更新日:

 川端が言う。

「今まで引っ張り専門だった自分が引っ張れなくなって悩んでいた。オープン戦の頃、青木さんに相談したら、『オレもメジャーに行く前に同じようになったんだよ』と言われ、アドバイスをもらった。もう少しポイントを前にして、投手を上から見下ろすような感覚で打つと、引っ張りの感覚を取り戻せました」

 初戦で古巣の巨人から2安打1打点をマークした奥村もこう言った。

「劣勢で焦る場面、特に巨人の2戦目(4点先制するも逆転され、再逆転)は、一気に点を取られたので冷静になれない雰囲気があった。そういうときも、青木さんが『1点ずついこう』と声をかけていました。(チームが勝つという)結果も出ているので、それにみんながついていっているんだと思います」

 最後に石井打撃コーチはこう言った。

「青木はいるだけでいい。いることがチームにとっての大きなプラス」

 ヤクルトでは破格の年俸3億3000万円も高くはないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは