棄権は賢明 錦織が優先すべきは世界ランクより今後の戦略

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■目標達成の戦略を最優先すべき

 だとすれば今後、錦織がまだ未勝利のマスターズ1000やグランドスラムで勝つにはどうすればいいのか。

「狙うのはグランドスラムの前にまず、マスターズ1000でしょう。まだ、ツアーに復帰したばかり。夏場の北米のハードコートなり、秋口の上海なりに照準を合わせたら、そこを勝つための戦略を最優先すべきです。すでに28歳。一から体幹を鍛え直すなんてできるわけがないし、出る大会すべてでアクセルをふかしていたら、体だってもちません。

 出るべき大会を休んでペナルティーを科せられ、世界ランクが落ちたとしても、目標を達成するための戦略を崩さないことです。選手寿命が短かった以前なら目先のタイトルにこだわるのも分かりますが、いまは35歳の選手が当然のようにプレーしている。先があるのですから」とは前出の武田氏だ。

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