29日に初対戦 大谷の“田中攻略”はNYメディアへの意趣返し

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■日本では11打数無安打6三振

 さて、エンゼルスは27日(日本時間28日)からそのヤンキースを迎えて3連戦。28日(同29日午前10時7分)の2戦目にはDHとして田中将大(29)との対戦が予想されている。

 プロ野球では2013年に対戦し、田中に11打数無安打、6三振と完璧に抑えられた。だが、大谷は当時、高卒ルーキー。一方の田中はこの年、メジャー行きがかかっていてフルスロットル。24勝無敗でチームを日本一に導いたシーズンだ。11タコのデータはアテにならない。

 大谷はこの後の4年間でパワーアップ。打球の飛距離はいまや、同僚でメジャーを代表する長距離打者のプホルスやトラウトをもしのぐ。さらに4番を打ったジャイアンツ戦ではメジャー通算124勝の右腕・クエトのチェンジアップを攻略したように、田中のスプリットを拾えるだけのバットコントロールも身に付けた。

 大谷が田中を攻略すれば、自分をクソミソにたたいたニューヨークメディアをギャフンと言わせることになる。

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