決勝プロ1号で5勝目 G菅野の完全復調に「球団複雑」のワケ

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(28)が30イニングぶりに点を取られた。

 18日のDeNA戦に先発。連続無失点記録を計29回3分の2まで伸ばしたが、2016年の自身や1989年の斎藤雅樹(現投手総合コーチ)らに並ぶ30イニング目前の三回、筒香に2ランを浴びた。

 しかし、エースは引き下がらない。同点とされた後の五回、先頭打者として打席に入ると、プロ6年目で初となる本塁打を左翼席へ。自らを助ける勝ち越し弾を含む2安打でバットでも貢献。6回3失点で5勝目(2敗)を挙げ、「ホームランはうれしい」と白い歯を見せれば、高橋由伸監督(43)も「いい打撃をしているんで、いつか打ってくれると思っていた」とエースを称えた。

■年俸どれだけ上がるのか問題

 斎藤投手総合コーチが「最初の連敗は何だったんだろうね」と首をひねる開幕からの2連敗。そこから、3完投勝利を含む破竹の5連勝となった。一時、先発陣が苦しい時期があったものの、エースの復調に現場は一安心。が、複雑な表情を浮かべる球団関係者もいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!