次々消える「日大広告」…稚拙な危機管理で狂った広報戦略

公開日: 更新日:

 来年迎える日大130周年へ向けた「広告戦略」だが、「その効果も今回の対応で吹っ飛びました」というのは、ビジネス評論家の菅野宏三氏だ。

「事件が大きくなる前からの大学の対応は最低です。23日の緊急会見も、2年前に危機管理学部を新設した大学とは思えない稚拙なもの。近年、大学の生存競争は厳しい。日大がこれまでどれだけの広告費を使ったかは知りませんが、あのタックルを『勘違い』といって、本来は守るべき学生に罪をなすりつける指導者と、会見進行のノウハウを知らない司会者(広報部)で日大のイメージはガタ落ちです」

 さらに菅野氏はこう続ける。

「司会者が『本日は時間無制限で2人は誠意を持ってお答えします』と言って、監督、コーチも真実を語っていれば、少しはイメージ回復につながったかもしれない。それが、さらなるイメージダウンになった。あんな司会者に大事な会見を仕切らせることや、会社でいえば社長と同じ立場の理事長が今も公の場に出てこないというのが、日大のおかしさを象徴している」

 広報戦略に狂いが生じたのは自業自得だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  2. 2

    長崎平和式典で注目 国光文乃外務副大臣の「黒歴史」…高市首相の傲慢ヨソに「非核三原則」堅持明言

  3. 3

    高市首相が長崎被爆者団体に“ガン飛ばし”で大炎上! 会長あいさつ「戦争知らない」に過剰反応?

  4. 4

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  5. 5

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”

  1. 6

    玉川徹、橋下徹、杉村太蔵、カズレーザー…いま一番視聴率が取れるコメンテーターは誰?

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    霞ケ浦“春高バレー指揮官”高橋監督「今から他競技でも県ベスト8は狙えます。部活動の指導は組織づくり」

  4. 9

    萩本欽一〈36 〉茨城GGを創設して野球界に乗り込んだ理由は長嶋茂雄さんとの2人きりの会話

  5. 10

    松村北斗「告白」で“一番の演技派”に王手! イケメンだから許される“ストーカー役”で証明した伸びシロ