敵地の雨に水差され…大谷は最速163キロ記録も5勝目ならず

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 仕切り直しの五回は2死後、四球と二塁打で二、三塁とされたが、ここから本領を発揮した。好調なカンデラリオを、メジャー移籍後最速となる101マイル(約163キロ)で投ゴロに仕留めて追加点を許さなかった。

 六回の自軍の攻撃中に、大粒の雨が降り出し、2度目の中断。同点の場面でリリーフ陣にマウンドを譲った。

 大谷は登板予定だった4月15日のロイヤルズ戦(カンザスシティー)が「寒波」で中止になったが、雨での中断は初めて。難しい状況の中でも、先発として及第点の仕事をこなし、自身が持つ今季の最速記録(162キロ)を更新してみせた。

▽大谷のコメント

「一回から苦しかったが、何とか試合はつくれた。(降雨中断は)あまり経験ない。これから先、何回もあるかもしれないので(経験が)生きてくれれば」

■オールスターファン投票 DHでエントリー

 二刀流として全米の注目を集める大谷がオールスター(7月17日=ワシントン)のファン投票の候補に入った。

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