4番不在の阪神・金本監督 “禁断の果実”中田翔に手を出すか

公開日: 更新日:

 ひとまず手当てはしてみたものの……。

 阪神が15日、新外国人野手のナバーロ(32=カブス3A)獲得を発表した。来日は未定だが、3Aでは48試合で打率.310。助っ人野手はロサリオひとり。ナバーロは一塁と外野が守れるため、二軍調整中のロサリオとともに、一軍のラインアップに加えることも想定しているようだ。

 とはいえ、阪神は近年、助っ人野手で失敗続き。ナバーロのアテが外れ、さらに今後もロサリオの調子が上がらないようなら、今オフは新たな4番探しを余儀なくされる。若手を見渡しても、4番に固定できそうなメンツは見当たらない。

「今オフはFA補強の可能性も出てくるでしょう。今年FA権を取得した西武の浅村、取得予定の広島の丸が注目されるが、2人は4番タイプとは言い難い。昨年、阪神が調査をしていた日本ハム中田翔の名前が再び浮上してきます」(某球団編成担当)

 中田は昨年、国内FA権を取得したが、打率.216、16本塁打、67打点と絶不調だったこともあり、行使を断念。今季は16本塁打、53打点でタイトル争いを繰り広げるなど、復活の兆しを見せている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘