二軍で13試合8発 技術とデータが語る清宮HR量産の秘密

公開日: 更新日:

「ボールを長く見れたり、打ち方がハマっているというところだと思う」

 5月下旬に二軍降格後、13試合で8本塁打の清宮幸太郎(19)が、好調を維持している理由についてこう言った。

 具体的には「構える位置を後ろ側に引き気味にした。トップに入ってからの間がつけられていなかったので、そこが欲しかった」ということだ。

 つまりトップに入るまでの動作を省き、打撃フォームをマイナーチェンジしたのだ。

 6月1日の巨人との二軍戦から、ソフトバンクの内川と同モデル(約87センチ、890グラム)で、トップに重心を置いた特注バットを使用しており、「練習から打球が飛ぶようになった」と言う。

 ライバル球団の二軍首脳陣も、「リストが柔らかく、スイングが強くて速い。打つポイントが近く、角度のつけ方もうまい。春先と比べて、左脇も開かなくなった」と舌を巻く。

■打つべくして打っている

 本塁打量産にはデータ上の裏付けもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に