歴史的PK戦制し8強 “3人追放”で一丸クロアチアに初Vの目

公開日: 更新日:

 先月16日、1次リーグのナイジェリア戦で背中の痛みを理由に途中出場を拒否したFWのN・カリニッチ(30)を強制帰国させたことから今大会が始まった。カリニッチはACミランでは31試合で6ゴールをマーク。欧州予選でも9試合で3ゴールを挙げたスター選手だ。登録メンバーが1人少ない22人で戦うことになったが、ダリッチ監督が和を乱す問題児を追放したことで結束力が高まった。

 欧州予選敗退の危機も乗り越えた。チャチッチ監督が解任され、予選の最終戦から現在のダリッチ監督が指揮。これも勢いを生んだ。

 1次リーグでメッシ(31=バルセロナ)擁するアルゼンチンに3―0。アルゼンチンはD組2位通過となり、決勝T1回戦でフランスに敗れた。厄介なメッシはすでに大会を去っている。

「準々決勝でホスト国のロシアと対戦しますが、戦力を比べるとクロアチアが絶対的に有利。クリエーティブな攻撃力を武器に勢いに乗れば、初の決勝に駒を進めても不思議ではありません」とは前出の中山氏だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋