年俸500万円でDeNAへ 中後が語っていたマイナー時代の苦労

公開日: 更新日:

「もうやるしかない。戦力になるように、どんなことでもくじけず、諦めない気持ちでやっていきたい」

 5日、テストを経てDeNA入団が決まった前ダイヤモンドバックス2Aの中後悠平(28)が入団会見。同席した高田GMは「リリーフで苦しんでいる。いいところで使える投手になってほしい」と期待を寄せた。

 変則左腕の中後は15年限りでロッテ退団後、日本の独立リーグを経て、16年から米球界へ挑戦した。同年、3Aで13試合連続無失点をマークしたこともあったが、今季は2Aで24試合に登板して1勝1敗、防御率5.29で解雇され、メジャー昇格の夢はかなわなかった。

 DeNAとの契約は今季終了までの年俸500万円。格安ではあるものの、マイナー時代に比べれば倍以上の給料だ。

 2A級の選手は平均月給1500~2000ドル(約16万~22万円)。シーズン中のみ支払われ、日本の支配下選手の最低年俸440万円の半分程度だ。加えて中後は夕食代として1週間で60ドル程度のミールマネーをもらっていたが、物価が高いアメリカで1日10ドル以下では、赤身のステーキにさえありつけない。今年2月、中後はDバックスキャンプに合流した際、こんな話をしていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状