日ハム清宮が連日猛打賞 DH起用で守備ストレス解放が奏功

公開日: 更新日:

「自分の形で振れている。しっかりとボールを見ることができていると思う」

 前日に続き、26日も3安打を放った日本ハム清宮幸太郎(19)がこう言った。

 この日は二塁打2本に右前打、2得点。長打で好機を広げ、後続の安打で生還した。「負けられない試合が続いているので、勝利に貢献できてよかった」とも話した。

「5月の昇格時は打席で余裕がなかった。どんな球だろうと、やみくもに踏み込んで打ちにいっていたけど、打席でタメができて、ボールを呼び込めるようになった」と日本ハムのあるOBがこう言った。

「前回は出場機会を増やすために一塁や左翼を守っていて、それがストレスになった。特に左翼守備は危なっかしくて見ていられないと、ベテランの野手や投手はクソミソだったからね。けれども今回は右肘を痛めたアルシアの代わりのDHだから、守備の負担がないわけで、その分、打つことだけに集中できる」

 守備に就くストレスがなくなったことが好結果につながっているというのだ。

 試合後の栗山監督は「まだまだ。あんなバッターじゃない」と話したが、好調を持続させようと思ったら当分は守らせない方がよさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動