著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

陸上100mの疑問 9秒997も「夢の9秒台」って言ってやれよ!

公開日: 更新日:

 アジア大会陸上100メートル、山県亮太が10秒00で銅メダル。銀メダルのカタール、オグノデも同タイム10秒00。

 陸上ファンとして(実ぁファンというほどでもねえが)素朴な疑問。同タイムなら同着だろ?

 と、ルール説明。

「着差を判定するために、通常は発表されない1000分の1秒まで公式記録には表示されまして、山県は9秒997、オグノデは9秒995だったもんだで、オグノデが勝ったト、こゆわけです」

 ……じゃ、そう発表すりゃいいじゃん。

「はい?」

 別にだから、オグノデは9秒995で銀メダル。山県は9秒997で銅メダルだったって発表すりゃいいじゃん。

「いや、ですから、先ほども申し上げました通り、100メートル走では、1000分の1秒まで計って順位を決めて、四捨五入して100分の1秒までを、記録として、発表することになってますので」

 オグノデがゴールする時に突き出す胸にシリコン入れてるとか、スイッチ押すとバネみたいに胸がビヨンと伸びるとか、オグノデが、そ~ゆ~奥の手を使ったわけじゃないんだろ?

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