ヒヤヒヤの連勝…稀勢の里が悩む肉体と実戦感覚の不一致

公開日: 更新日:

 土俵を見守ったある親方は「不安が的中した」と、こう話す。

稀勢の里にとって、最も懸念されていたのが実戦離れ。途中休場も含めて8場所連続休場となれば、肝心の土俵感覚が鈍るのは避けられないからね。初日は同じ四つ相撲の勢だけに、出足に迷いはなかった。けれども貴景勝は押し相撲。稀勢の里は相手が何をしてくるか分からないと思ったのか迷いが生まれ、低い立ち合いをモロに食らってしまった。それでも体勢を崩しながら残せたのは、肉体的には横綱昇進前後の全盛期に戻りつつある証拠。これで感覚も取り戻せれば言うことはないが、まだ時間がかかるかもしれない。この日のように、うまくしのげればいいが……」

 薄氷を踏むがごとき勝利。2連勝とはいえ、油断は禁物だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状