2度目の週間MVPで監督太鼓判も…大谷「新人王」に5つの壁

公開日: 更新日:

「大谷が昨オフ、エンゼルスを選ぶ過程で7球団に絞って面談、さらに6球団をふるいにかけたことも、いまだにシコリとなっています」とはさる放送関係者だ。

「7球団にすら入らなかったヤンキースはもちろん、面談をしながら蹴飛ばされたドジャースやマリナーズなどは、本拠地に大谷を迎えるとスタンドのファンは激しいブーイングを浴びせる。中でもヤンキースをはじめとする東海岸のチームはファンもメディアも、大谷に対していい感情はもっていない。生存競争の激しい東海岸で勝負する度胸のないチキン野郎と言っている。そんな思いが記者投票に影響しないとも限らない」

 記者投票のシステムの問題もある。新人王の記者投票は3人連記で行われる。15球団の担当記者30人(1都市2人)が1位から3位までの名前を記入、1位5点、2位3点、3位1点で、その合計点を争う。ヤンキースに候補者が2人いても票は割れるどころか、東海岸の記者は大谷を避けてヤンキース勢を1、2位にする可能性も出てくるのだ。

 大谷が新人王を獲得しようと思ったら、残り試合でとにかく打ちまくる以外にない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後