巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

公開日: 更新日:

 それでもドミニカ共和国で選手を発掘して育成する巨人のスタイルは珍しく成功した。今や左腕エースのメルセデス、救援のアダメスらが育成選手から支配下選手に這い上がり、500万円ほどの年俸で中心選手として活躍している。広島は現地にアカデミーがあり、助っ人選手を育成する。「ドミニカ」に目をつけ、発掘、育成するのは同じである。ドミニカの球界事情に詳しい球界関係者は「巨人はこのオフも現地で入団テストをやるそうです」と言う。

「巨人は開幕4番にゲレーロを据えたように、外国人や補強組に頼ろうとする。広島は丸や鈴木誠也ら生え抜きが『幹』となって、外国人はあくまでサポートする形。確かに今年の巨人はドミニカ選手に助けられましたが、どうせならドミニカ人より日本人を育成して欲しいものです」(前出の高橋氏)

 巨人は来季、この大き過ぎる差を埋められるか――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々