ドラ1候補 報徳学園・小園の4失策を真に受けてはいけない

公開日: 更新日:

 だれが言ったか知らないが、ドラフト1位候補・小園海斗(報徳学園)の評価が落ちていると聞いた。

 宮崎で行われたU18の韓国、台湾戦で計4失策。日本代表にとって重要な試合で、失点につながる致命的なエラーをしたことがマイナスらしい。

 小園は走攻守、三拍子そろった遊撃手。夏の甲子園ではチームをベスト8に導いた。その後の国体でも活躍した根尾(大阪桐蔭)の評価がうなぎ上りで、小園から根尾に乗り換えた球団もあるって話だ。ウチのエラいさんまで、「う~ん、エラーした分、数値がちょっと……」なんて言い始めたらしい。

 だもんで、宮崎のU18に行った部長に聞いてみたんだ。小園はやっぱり、ダメなのかってね。

「打つ方はいい。というかバツグンだ。脚力もある。深く守ってる割に肩の強さはそれほどじゃないし、スローイングに難があるのも前から気になってたんだが、夏の甲子園のときと比べて宮崎での守備は確かにおかしかったな。腰高だし、どうも集中していないように見えた」

 それなら、評価は下がったのかと突っ込むと、

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性