貴乃花「弟子は我が子」の嘘 貴ノ岩の日馬富士訴訟で露呈

公開日: 更新日:

 貴乃花(46)に言わせれば、「弟子は我が子」だという。9月25日の引退会見でも、「今後、弟子ではなくなりますが、意思としては師匠とお父さんと言うことになると思います」と話していた。

 だが、貴乃花は本心からそう思っているのだろうか。

 去る4日、貴ノ岩が元横綱日馬富士に対し、約2400万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。貴ノ岩は昨年10月、元横綱に殴られ、頭部に全治2週間のケガ。11月場所と翌1月場所を休場。春巡業は心的外傷後ストレス障害(PTSD)で休んだ。

 ある親方は「貴ノ岩は事件を大ごとにしたくなかった」と、こう話す。

「なにせ、日馬富士が引退した直後、『これじゃあモンゴルに帰れなくなる……』とこぼしていたからね。先輩横綱への怒りや不満があったにせよ、引退までは望んでいなかった。それを貴乃花が協会批判の道具として利用した。貴ノ岩がPTSDになった原因も殴られたことより、結果的に母国の英雄を引退に追い込んでしまったことが大きかったというんだな。しかも、訴訟まで起こしたらますますモンゴル人脈の中では肩身が狭くなる。本当に貴ノ岩の意思で訴えたのかどうか、はなはだ疑問だね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」