貴乃花の異常な対人関係 判断基準は「敵か味方か」のみ

公開日: 更新日:

「あんなにいい男はいないよ」

 とは、都内の飲食店関係者。誰が「いい男」かと言えば、貴乃花(46)のことである。以下、その関係者の弁。

「世間で言われているような性格じゃないし、他のお客さんに対しても穏やかに接する。こっちが嫌な思いをしたことは一度もない。君らマスコミは彼のことを何も知らないんだね」

 人間誰しもいくつかの「顔」がある。貴乃花が「いい男」の面を見せるのは、あくまで利害関係がない相手だけ。そもそも、日本で知らない者がいない「平成の大横綱」だ。わざわざ威張らずとも、周囲は自然と恐縮してくれる。

 では、利害関係がある相手にはどうか。

 自分に「利」をもたらすと判断した相手には、素性も何も関係なく、終始ペコペコ。「裏金顧問」こと相撲協会元顧問の小林慶彦氏との関係がまさにそれだ。氏が顧問時代、パチンコメーカーとの契約に際し、間に入った広告代理店関係者からの裏金をカバンにしまった人間であることを知っていたにもかかわらず、蜜月の関係を築き、擁護していた。小林氏が某社の社債70億円分をウソまでついて相撲協会に買わせようとしたときは援護射撃を行っている。それもこれも自分を理事長に担ごうとしてくれたからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲