林家正蔵さん<4>志ん朝師匠とのゴルフ「中止になれ」と…

公開日: 更新日:

 なるほどな、と思いました。「落語というものはこういうものだ」とか、「この話のポイントは、ここだという人が多いが、実はここなんだ」とか。

 ゴルフが雨で中止になると、サウナで2人きりになって、いろんな話をしてもらえるのです。

 志ん朝師匠のお弟子さんたちには、随分とうらやましがられました。

 雨が降れば、師匠を独占できる。ゴルフに行って、雨が降ったらいいな……と、思ったのは、あの時ぐらいのものです。

 そのうち「もし無理でなかったら、どこかのメンバーになって競技会に出るのもいいよ」とある人に言われてゴルフ会員権の取得を考え始めました。

 するとある人から「大利根あたりがいいんじゃない?」と勧められたんです。

 あそこは厳しい面接があるんです。朝のご挨拶からプレー、昼食、午後のプレーからお風呂。その方は私の隣で体を洗われて、その後に桶の洗い方やお別れの挨拶までチェックしていました。すべてを終えてクラブハウスの玄関でお別れの挨拶をした時に「後日結果をご報告します」と言われてコースを後にしたのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る