代打要員にオリ中島まで…原巨人はやっぱり補強ファースト

公開日: 更新日:

 巨人原辰徳監督(60)が28日、就任後初の直接指導を行った。

 ジャイアンツ球場で行われた秋季練習2日目。31日からの宮崎秋季キャンプに参加する投手の多くがブルペンで投げ込む中、原監督と新任の宮本投手総合コーチが、身ぶり手ぶりを交え、フォーム修正を行ったのは、宮国椋丞(26)だ。

 今季は中継ぎとして29試合に登板し、防御率1.97だが、原監督は「生きてるんだか死んでるんだか分からない」。腕を下げ、投球する際のプレートの位置などを大幅に変更した。宮国は「重心を低くと。高いと言われたので低くする気持ちで、腕を下げたり、新たな挑戦をしている最中。新体制なのでチャンスだと思う。秋から来年に向けてアピールしていきたい」と汗を拭った。原監督は意図をこう説明した。

「『ニューりょうすけになろうな』と言った。(腕が)少し下がってたでしょ?スリークオーター気味にやってみようじゃないかと。まだまだあんなもんじゃない? いや、あんなもんかもしれないけどね(笑い)。潜在能力起きろ、という感じで叩いてあげないと。過去には開幕投手? あったな。野球界は2年経ったらもう(過去だから)ね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾