畑岡が米ツアー2勝目 日本女子との“心技体の差”をプロ解説

公開日: 更新日:

【TOTOジャパンクラシック】

 日本で唯一開催される米女子ツアーの今大会は、4打差3位発進の畑岡奈紗(19)が67で回り、逆転で今季2勝目を挙げた。

「今年は米国で初優勝して、その後も優勝争いをしたけど、なかなか勝てなかった。この試合で勝ちたいという気持ちもあり、結果を出せたのはうれしい。成長した姿を見てもらいたいというのがあった」(畑岡)

 この日は10番までに5バーディーを奪い、通算14アンダーに伸ばして単独首位に立っていた。

 ところが11番、12番と連続ボギーを叩き、C・シガンダに並ばれ嫌な流れになりかけた。しかも、続く13番でもティーショットを左ラフに曲げた。つま先下がりのライから164ヤードを7番アイアンで打ったがグリーンに届かず、28ヤードのアプローチが残った。そこで畑岡はPWを手にしてピン上1メートルにつけ、パーで切り抜けた。

 そして直後の14番バーディーにつなげて再び息を吹き返したのだ。


「3連続ボギーになると立て直すのはすこし難しかった。13番はグリーンが受けているので、58度や54度のウエッジではピンに寄らない。PWで転がす方がライン出しができるしイメージしやすい。米ツアーに行ってから、やらなければいけないと覚えた」(畑岡)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景