G澤村が原監督の先発打診を拒否 “守護神”奪還宣言のその先

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 巨人澤村拓一(30)が4日、契約更改交渉に臨み、「19%下がりました」と2850万円ダウンの1億2150万円でサインした。

 昨季は右肩痛などで一軍登板なしに終わったが、今季は開幕から勝利の方程式の一員としてチーム最多の49試合に登板。24ホールドをマークしたものの、成績は1勝6敗、防御率4.64。「夏場にバテた」と終盤は安定感を欠き、二軍落ちも経験した。

 3度目の就任となる原辰徳監督(60)に来季の先発転向を打診されたが、「中継ぎ、抑えをやらせていただきたい」と逆に直訴。2016年には37セーブでタイトルを獲得しており、この日は「クローザーというポジションに戻って勝負したい。15年から抑えをやらせていただいているけど、喜び、つらさを身にしみて感じることができる。優勝の瞬間にマウンドで胴上げ投手になることが目標」とキッパリ言った。そのために「もう30歳。全てを変える。例えばノースリーからボクなら100%真っすぐ(だと思われる)でしょう? でも、ここからカットボールを投げるとか。そういう面も変えられたら」と「頭の中身」や「投球の精度」を磨くと強調した。

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