G澤村が原監督の先発打診を拒否 “守護神”奪還宣言のその先

公開日: 更新日:

 巨人澤村拓一(30)が4日、契約更改交渉に臨み、「19%下がりました」と2850万円ダウンの1億2150万円でサインした。

 昨季は右肩痛などで一軍登板なしに終わったが、今季は開幕から勝利の方程式の一員としてチーム最多の49試合に登板。24ホールドをマークしたものの、成績は1勝6敗、防御率4.64。「夏場にバテた」と終盤は安定感を欠き、二軍落ちも経験した。

 3度目の就任となる原辰徳監督(60)に来季の先発転向を打診されたが、「中継ぎ、抑えをやらせていただきたい」と逆に直訴。2016年には37セーブでタイトルを獲得しており、この日は「クローザーというポジションに戻って勝負したい。15年から抑えをやらせていただいているけど、喜び、つらさを身にしみて感じることができる。優勝の瞬間にマウンドで胴上げ投手になることが目標」とキッパリ言った。そのために「もう30歳。全てを変える。例えばノースリーからボクなら100%真っすぐ(だと思われる)でしょう? でも、ここからカットボールを投げるとか。そういう面も変えられたら」と「頭の中身」や「投球の精度」を磨くと強調した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋