元ボクシング王者・山口圭司は映画に憧れバーのマスターに

公開日: 更新日:

 そして翌年5月、2回目の世界戦挑戦。見事、ムリーリョ(パナマ)からチャンピオンベルトを奪い取った。

「毎試合、減量には泣かされました。1度防衛したんですが、2度目の防衛戦では12キロ減量したため、いまひとつ力を発揮できずに負けたんです」

 今年は、世界戦で相次いで減量失敗による王座陥落が話題となった。

「プロなら、普通はあり得ません。本人の意識の問題ですね」

 その後、フライ級に階級を上げたものの、視力障害にも悩まされて精彩に欠き、02年11月に引退した。

「それからは井岡ジムのチーフトレーナーを16年8月までやっていました。いずれ自分でもジムを持ちたいとは思ってますが、まずは店を軌道に乗せないとね」

(取材・文=高鍬真之)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ