日ハム吉田激白 ドラフト当日の焦りとプロ入り決断の真相

公開日: 更新日:

ドラフト1位を目指してたのに、もしかしたら1位じゃないのかな……と。ファイターズに名前を呼ばれて、すごくうれしかったんですけど、焦っていました(苦笑い)。『(両親や恩師に)上位で行くために、プロへ行かせてください』って言ってたのに、これ、もう、取り返しがつかないな……って思いそうになりました」

 日本ハムにドラフト1位指名された吉田輝星(金足農)が苦笑交じりでドラフト当日の心境を振り返った。

 金足農には多くの報道陣が集まり、指名の瞬間を待った。1巡目の入札はなく、外れ1位でようやく日本ハムが単独指名した。

 昨夏の甲子園。強豪校を次々となぎ倒して準優勝。「金足農旋風」の立役者となった。八戸学院大への進学が既定路線だった中で、なぜ自分の意思を貫き、プロ入りを決断したのか。その理由をたずねると、こう続けた。

「プロで通用する部分もあれば、しない部分もある。通用している部分はさらに伸ばし、していない部分や、苦手なところが出てきたら、底上げして普通のレベルまでもっていくことができれば、普通に勝負できるのかなと、U18で同じ年の根尾たちとプレーして希望のようなものが持てました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは