高額契約金でJ.ローズを獲得した「本間ゴルフ」の勝算

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 プロの好みに合わせて、オリジナルアイアンを作ることは、日本メーカーが得意とするところだ。昔から、尾崎将司青木功、中嶋常幸、丸山茂樹ら、時代を代表するトッププロの好みに合わせて、プロの名前を冠したモデルを作ってきた歴史がある。プロの注文を聞いて、プロ好みの特注クラブを仕上げるのは簡単なのだ。

 ゴルフ用品市場がグローバル化するなかで、プロの注文に細かく対応する日本の技術力の高さがローズに評価されたともいえる。

■欧米での知名度アップも狙い

 また、クラブの契約本数が10本で自由度が大きいことも選んだ理由であると考えられる。契約の10本が具体的にどの番手なのかは不明だが、4本は他社メーカーのクラブを使用できるフリーハンドを得たのも大きい。

 テーラーメイドと契約していた時にローズはテーラーメイドのパターを使用していたが、ファーマーズに勝った時にはオデッセイのパターだった。トッププロにとってパッティングは成績に直結する。違うメーカーのパターを使いたくて、クラブ使用契約を変更することは欧米プロにはよくあるケースだ。

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