高額契約金でJ.ローズを獲得した「本間ゴルフ」の勝算

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 米ツアー「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」でジャスティン・ローズが通算10勝目を挙げ、イングランド出身選手として初めて2ケタ勝利に到達した。

 ローズは昨年までテーラーメイドのクラブを使用したが、今年1月に本間ゴルフと複数年契約を結んだばかり。

「新しいクラブはドライバーを含め、自分の体に合っている」と信頼を寄せており、さっそく結果が出たわけだ。

 38歳になるが世界ランク1位に立ち、昨季フェデックス王者であり、2016年リオ五輪金メダリストといま最も脂がのっているトッププレーヤーのひとりだ。ローズがかぶるキャップ正面のロゴマークがメインスポンサーであり、「HONMA」のロゴはキャップ両サイドにあって、契約金はいくらか安い。それでも年間契約料は2億とも3億円ともいわれている。

 テーラーメイドといえば世界ランク上位のD・ジョンソン、R・マキロイ、T・ウッズが試合で使うが、ローズはなぜ本間ゴルフに乗り換えたのか?

 米国で行われた本間ゴルフの記者発表で、「ホンマが自分の思った通りのアイアンを作ってくれる」ことを理由に挙げている。

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