高額契約金でJ.ローズを獲得した「本間ゴルフ」の勝算

公開日: 更新日:

 米ツアー「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」でジャスティン・ローズが通算10勝目を挙げ、イングランド出身選手として初めて2ケタ勝利に到達した。

 ローズは昨年までテーラーメイドのクラブを使用したが、今年1月に本間ゴルフと複数年契約を結んだばかり。

「新しいクラブはドライバーを含め、自分の体に合っている」と信頼を寄せており、さっそく結果が出たわけだ。

 38歳になるが世界ランク1位に立ち、昨季フェデックス王者であり、2016年リオ五輪金メダリストといま最も脂がのっているトッププレーヤーのひとりだ。ローズがかぶるキャップ正面のロゴマークがメインスポンサーであり、「HONMA」のロゴはキャップ両サイドにあって、契約金はいくらか安い。それでも年間契約料は2億とも3億円ともいわれている。

 テーラーメイドといえば世界ランク上位のD・ジョンソン、R・マキロイ、T・ウッズが試合で使うが、ローズはなぜ本間ゴルフに乗り換えたのか?

 米国で行われた本間ゴルフの記者発表で、「ホンマが自分の思った通りのアイアンを作ってくれる」ことを理由に挙げている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか