大坂なおみ女王初戦惨敗は想定内 3月はセリーナ式で狙う

公開日: 更新日:

 コーチ不在で迎えた初戦に完敗、改めてその影響を問われたのが大坂なおみ(21=世界ランク1位)だ。

 女子テニスのドバイ選手権が19日に行われ、大坂は初戦のシングルス2回戦で同67位のムラデノビッチ(フランス)に3―6、3―6でストレート負け。

 全米、全豪と四大大会を連覇した直後のコーチ解任はさまざまな臆測と波紋を呼び、試合後の会見でもコーチ関連の質問が集中。大坂は、雑音をシャットアウトできたかという問いに、「できなかった。この試合がその結果。みんな何をやればいいか、よく分かっていなかった」と、涙ながらに答えた。

 世界中のメディアは大坂の初戦敗退を大々的に報じたが、しかし、今回の敗戦、大坂及び陣営にとっては想定内だったのではないか。

 大坂は今大会終了後に新たなコーチを探すと話している。3月6日からはパリバ・オープン(米インディアンウェルズ)があり、当座の目標はそこ。四大大会に次ぐプレミア・マンダトリーと呼ばれる格付けの大きな大会で、昨年制しているだけに、早い段階で負けてしまうと失うポイントが大きい。そのため、パリバ・オープンからは新たなコーチと臨みたいと考えているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった