吉川氏は次への“つなぎ”…大坂なおみ後任コーチ選び大難航

公開日: 更新日:

 サーシャ・バインとのコーチ契約を解消した大坂なおみ(21)が去る14日、SNSに投稿した写真が話題になっている。

 写真はおそらく次戦となるドバイ選手権(17日開幕、UAE)の舞台で撮られたもの。中央に座る大坂の後ろに、チームの一員である理学療法士、フィジカルコーチとともに、日本テニス協会の吉川真司女子ナショナルチームコーチ(41)の姿があるのだ。

 大坂がバインを解任した大きな理由は、さらなる高みを目指すためだろう。吉川コーチはあくまでも次のコーチが決まるまでのつなぎ、暫定措置に違いないが、バインの「次」がなかなか決まらないという情報がある。

 昨夏の全米オープンに続いて全豪も制覇、4大大会を連覇した直後のコーチ解任は世界中で大きな波紋を呼んだ。理由はどうあれ、快挙を成し遂げた直後というタイミングでの「クビ」はある意味、傲慢な印象を与える。コーチにしてみれば、これ以上ない結果を出したにもかかわらず、選手の都合で切り捨てられるのだから当然と言えば当然だ。

 大坂はまだ21歳。粗削りだし、それなりの伸びシロも期待できる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち