大坂なおみカタール欠場 やはり“セリーナ流”で4大大会重視

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 世界ランキング1位の大坂なおみ(21)が、背中の負傷を理由に11日開幕のカタール・オープン(ドーハ)を欠場する。

 全豪優勝後の最初の試合であり、ファンは楽しみにしていたはずだが、無理をして大ケガにつながっては大ごとだ。

 次の4大大会は5月の全仏。「好きではない」というクレーコート(赤土)が舞台だ。ハードコートのように高速サーブでエースが何本も奪えず、ラリーが続くケースも多い。体に故障を抱えていては優勝は望めない。今回の判断は賢明だろう。おそらく今後、大坂は憧れのセリーナのようなツアー生活を送るのではないか。

 セリーナ・ウィリアムズ(37)は2001年にダブルスで、03年にはシングルスで4大大会を制覇。五輪でも単複で金メダルを取り、「キャリア・ゴールデンスラム」を達成。ツアー95勝のうち約4分の1が4大大会での優勝だ。

 女子も男子同様、ツアー日程がハードだ。4大大会を最高の状態で迎えるために、セリーナは冠大会を体調不良などでよく欠場した。

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