サーシャ不在影響か 大坂なおみ“新女王初戦”で敗退の衝撃

公開日: 更新日:

「練習がよくできていなかった」――。

 そう言って、世界女王が苦しい胸の内を吐露した。

 女子テニスのドバイ選手権(アラブ首長国連邦)は19日(日本時間20日未明)、第1シードの大坂なおみ(21)が初戦の2回戦で世界ランキング67位のクリスティナ・ムラデノビッチ(25=フランス)に3―6、3―6のストレート負けを喫した。

 1月の全豪オープンを初制覇し、世界ランキング1位として臨んだ初のツアー大会でまさかの初戦敗退である。

 全豪終了後、2年間指導を受けたサーシャ・バイン氏との関係を解消して迎えた今大会。女子テニス協会(WTA)のスティーブ・サイモン会長がスタンドから観戦するなど、注目度の高さをうかがわせた。世界中の期待を集める大坂は終始、プレーに精彩を欠いた。

 第1セットの第2ゲームは2連続ブレークポイントを得ながらも取り切れなかったのが響き、ゲームカウント0―3とリードされる。自らのミスもあって試合の主導権を握れず、第9ゲームは15―40から痛恨のダブルフォールト。相手に先取を許した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾