DeNA砂田毅樹がリベンジ誓う 昨季8割打たれた中日の難敵は

公開日: 更新日:

「できる限り対戦したくないですね……」

 DeNAの救援左腕・砂田毅樹(投手・6年目・23歳) がこういって苦笑いを浮かべる相手は中日平田良介(30)。昨季、打率.329をマークした巧打者との昨年の直接対決は、5打数4安打1本塁打。70試合に登板し、被打率.240だった砂田にとって、8割を打たれた相手は、難敵のひとりだ。

「打ち崩したと思っても、ヒットゾーンに飛んでいく。もちろん、あの手この手は駆使しました。投球のリズムを変えて、クイック気味に投げたり、長めに持って投げたり。スライダーをメインに攻める中で、昨年習得したフォークを初めて決め球として投げたら、バックスクリーンに本塁打された(苦笑い)。平田さんにとっては初見のはずなんですが、タイミングをズラそう、ズラそうとしても、しっかりと合わせてくる。僕に対して相性がいい、というのはあるのかもしれませんが、少々タイミングがズレても、バットで拾う技術は凄いと思います。もう打ち損じを待つしかないというか(苦笑い)。今年は何とか抑えたいですね」

 そんな砂田は今季に向けてこう意気込む。

「昨年70試合に登板しましたが、今年は例年以上に任されたところを、しっかり『0』に抑えるということを意識しています。投げるときは100%の成功に近づけるようにして、チームの勝利に貢献したいです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  5. 5

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  1. 6

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  2. 7

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  3. 8

    メジャー挑戦組出場の追い風になるのか? 巨人岡本は「絶対に出たい。ただ…」

  4. 9

    阿部巨人かつての盟友・李承燁氏に打撃コーチ緊急打診の深層…来季首脳陣発表後にナゼ?

  5. 10

    星野監督と1週間連続の晩飯ざんまい…ハワイ自主トレ中に突然、「星野ですう~」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ