勝負球を適時打され…雄星が直面するパワー打者陣への課題

公開日: 更新日:

「(課題だったスライダーは)カウント球にも使えた。バランスよく、指にかかった球も投げられた」

 日本時間3日、マリナーズの菊池雄星(27)がオープン戦2試合目のロイヤルズ戦に先発。3回を2安打2失点、3三振1死球の投球をこう振り返った。

 39球中、ボール球は8球。スライダーを含めてストライクを先行させることはできたと言うのだが、新たな課題として挙げたのは三回1死一、二塁で勝負球の右打者膝元へのスライダーを左翼線に適時打された点。「ちょっとでも甘く入ると逃してくれない」というのだ。

 この日は左翼線二塁打で済んだが、メジャーにはケタ違いのパワーヒッターがゴロゴロ。明らかなボール球でもスタンドに運ぶ打者がいる。些細なコントロールミスも許されないことが分かっただけでも収穫か。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは