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帖佐寛章日本陸連顧問

1930年6月、東京都生まれ。東京教育大(現・筑波大)で日本選手権800メートル、1500メートル優勝。箱根駅伝出場。引退後は順天堂大陸上部監督として箱根駅伝優勝。数々のトップアスリートを育てた。五輪監督、日本選手団副団長、神戸ユニバーシアード日本選手団長、日本陸上競技連盟強化委員長、専務理事、副会長をはじめ、日本体育協会副会長、国民体育大会委員長、国際マラソン・ロードレース協会会長などを歴任。現在は日本陸連顧問、順大スポーツ健康科学部名誉教授。

海外遠征の国際レースでは何度も「トイレ」に泣かされた

公開日: 更新日:
まさかウインザー城の中では…(C)ロイター

 1968年メキシコ五輪の会場は標高2400メートル。空気中の酸素は平地より約3%も減る。陸連はメキシコ対策のため、大学教授らの協力を得て、本格的に高地トレーニングの研究を始めた。

 五輪の前には米国コロラド州のガニソンというロッキー山脈の裏側で合宿をした。今はコロラドのボ… 

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