大坂なおみに“本当の新コーチ” 四大大会全制覇へ体制万全

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 全米、全豪と四大大会を連覇した直後にコーチを解任していた大坂なおみ(21=世界ランク1位)の新たなコーチが決まった。米テニス協会女子ナショナルチームのコーチを務めるジャーメイン・ジェンキンス(34)がその人だ。

 28日、大坂が自身のインスタグラムに新コーチたちと写ったチームの写真とともに、「(チームに)加わってくれて感謝しています」というコメントを投稿した。

■「吉本さんは本当のコーチではない」

 前コーチのサーシャがセリーナ・ウィリアムズ(37)の元ヒッティングパートナーなら、ジェンキンスは2015年7月から昨年までその姉で四大大会シングルス7勝のビーナス・ウィリアムズ(38)のヒッティングパートナーを務めた。ヒッティングパートナーをコーチに据えるパターンは前回と一緒だ。

 サーシャ解任後、日本テニス協会の吉川真司女子ナショナルコーチが臨時で大坂のヒッティングパートナーを務めたものの、先のドバイ選手権は初戦で世界ランク67位のムラデノビッチ(フランス)に3―6、3―6のストレート負け。「吉川さんはわたしの本当のコーチではない。16歳のときからわたしを助けてくれているし、わたしの試合を最も知っているひとり」との本人のコメントから察するに、大坂が必要としていたのは「本当のコーチ」なのだ。

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