ビーチ日本代表アジア制覇でW杯へ PK戦の末にUAE下す

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 ビーチサッカー・アジア選手権の決勝(17日=タイ・パタヤビーチ)でラモス瑠偉監督率いるビーチサッカー日本代表がアラブ首長国連邦(UAE)との激闘を制し、4大会ぶり3回目のアジア制覇を果たした。

 試合は第1ピリオド6分にFP小牧が先制点を決め、第2ピリオド3分に主将で大黒柱のFP茂怜羅オズが追加点をゲット。実力上位の日本が試合中盤まで主導権を握ったが、そこからUAEに同点に追いつかれ、2-2のスコアで延長戦に入った。

 延長3分でも決着が付かずにPK戦突入。これを3-1でモノにしたラモス・ジャパンが、3回目のアジア王者の称号を手に入れた。大会MVPにはオズが選ばれた。

 同大会は、11月にパラグアイで行われるW杯のアジア予選(アジア枠3)を兼ねており、ラモス・ジャパンは15日の準決勝でパレスチナを下した時点で10大会連続のW杯本大会を決めていた。

 いわば「肩の力が抜けた状態」でのUAE戦だったわけだが、ラモス監督にとっては「優勝が至上命題」だった。2018年2月に監督に就任。病み上がりの体に鞭を打ち、重責を担うことを決断したのは「選手からお願いされたのが本当に嬉しかった」とラモス監督が言う。

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