パHR争いで独走レアード 古巣見返す衰え知らずの“爆発力”

公開日: 更新日:

 幕張の“スシボンバー”が炸裂した。

 16日、ロッテのレアード(31)がリーグトップを独走する8号満塁弾をバックスクリーン左に叩き込んだ。1点リードの三回という追加点が欲しい場面、ソフトバンク先発東浜からの一発だった。

 ベースを回る際に見せる、大好物の寿司を握るポーズもお馴染みとなった。お立ち台では「マクハリズシ(自身がプロデュースし、球場で販売されている寿司)、サイコー!」と叫び、打率.333、15打点と絶好調だ。

 日ハム時代は長打は多くとも、打率は低かった。来日1年目の2015年は34本、打率.231。ホームラン王に輝いた16年は39本、.263。ここ2年間は32、26本塁打でも、打率は2割3分前後で低迷していた。

「レアードはもともと、『パワーもあるが、三塁守備が抜群にうまい』という触れ込みで日ハムに入団した。昨オフに球団が契約を延長しなかったのは、打撃に加えて、肝心の守備が衰えてきたと判断されたからです。3億円(当時)という年俸もネックになった。ただ、移籍先でもここまで打つとは、日ハムも予想外だったのではないか」(球団OB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒