八村塁はどっち? NBAドラフト1巡目か2巡目で待遇は天と地

公開日: 更新日:

 米プロバスケットボールNBAのドラフト会議が20日(日本時間21日)、ニューヨークのバークレイズセンターで行われる。

 今回の目玉であるRJ・バレット(19=デューク大)の全体1位指名が確実視される中、日本代表の八村塁(21=ゴンザガ大)の指名にも注目が集まる。

 今年3月のNCAAトーナメントでチームの8強入りに貢献した八村は、すでにNBAからドラフト会議への招待を受けた。

 当日は「グリーンルーム」といわれるVIP席で、自分の名前が読み上げられるのを待つ。この「グリーンルーム」は、上位指名が有力視される10~15人の選手のみが入室を許可される。まれに上位で指名されないケースもあり、人目をはばからず涙を流す選手が少なくないが、それも当然だろう。指名の1巡目と2巡目では、待遇に天と地の差があるからだ。

 NBAでは新人選手の契約金、年俸が事前に決まっており、1巡目指名を受けて入団した30人の選手は4年目までの契約が保証される。

 順位ごとに毎年の年俸も決まっており、今回、全30球団トップで指名するペリカンズのドラ1選手は4年総額約36億3000万円。1巡目最下位のバックスに入団する選手ですら4年で約6億4000万円を手にする。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動